桜蔭中学入試、国語の記述対策

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芽吹き

中学受験、国語の対策をする上で、必ず記述問題をメインにしておきたいです。

記述式の問題の答案を「書かない」児童が紛れ込むと、答案を書いてみることを指導している間に、時間が過ぎ、気が付けば授業が終わっていることが大半です。

結論は、「書かない」児童が紛れ込まないように、クラスを編成しないと困ったことになるのです。

記述式の答案の質を向上させる時間を授業時間内に確保出来なくなるのです。

記述式の問題の答案を書く意欲に満ちた指導でクラスを編成した暁に、必要なこと、それは・・・

2つの要素が記述式の答案の完成度を高めるために要求されるのです、

1つ目に、講師が児童の自由な考えを引き出す教え方を志向していること、

理由は簡単、

正解にバリエーションがあり、一つでないから、です、

同時に、児童が感じたことを言葉で表現しないと答案にならないので、語彙を紡ぐ(fabricate)作業へと、繋がるように糸を牽く必要があるからです。

説明をするのでなく、講師は、児童の考えを引き出すのです、言い換えると。

2番目に、クラスの同級生のレベルが揃っていること。学年でなく、同級生。他人の答案を見て、聞いて、時には相談して、自らの答案のレベルが上がっていきます。

1対1だと、レベルが上がらない事態もあるので、組み合わせは適宜、変更しながら、授業を進めていきます。

実は、もう一つ、謂わば、3番目の要素があり、講師は本気を出せば、説明が極めて上手であることが要求されます。

が、しかし、音楽の通奏低音、和音のように、講師は、特に、記述の授業のときには、自ら解説をすることは、避けるでしょう。先に述べた通り、記述は試験場で、受験生が、自ら、言葉を紡いで、答案を織り成さないと完成出来ず、まして、高得点を実現し合格は不可能だから、です。

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