一般生と同一の問題が入試当日に出題されます。英検1級合格者からの合格者が多いのですが、入試問題からは、その存在を伺うことは不可能です(苦笑)。日本の入試制度に起因するのですね。
慶応高校の国語の問題の特徴
入試問題としては簡単で、難しいと表現するレベルではないのですが、受験生は解けない。
1) 論説文、評論文
文章の内容は読み取れているのですが、答え合わせをすると、0点が続出する生徒がいます。課題文の背景知識が不足していて×が出ているようですね。4人以内のクラスにして、教えています。
2) 小説文
問題に登場する登場人物の行動、発送が奇抜で、点数が伸び悩む受験生が少なくないです。「ふつう」の生徒が「変な」ヒトの心理を読み取って、問題を解かないといけないのですから、特別な訓練が必要なのも、無理はありません。
塾の対策授業では、中学生の視点で高得点の答案の作り方を練習します。
3) 古文、漢文の出題もあり得る
古文、漢文の出題はあったり、なかったりします。が、中学生が身に着けておくべき知識をベースに問題を解いていきます。
4) 400文字作文もあり得る
国語の問題の中に、論述問題を出題することも可能です。授業では、練習をします。案外、他の学校の受験に役立ちます。
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