中学受験の英語と英検1級にある違い、合格に必要な読解力

本ページはプロモーションを含みます
あじさい

英語入試の対策をするには英検1級合格を目指すのが適しているのですが、両者には出題に大きな違いがあります。中学受験で合格するために身に付けるべき読解力の正体とは?

心情変化を記述する問題が中心である中学受験の国語、論説文メインの英検1級

入試対策をしていると、英単語や英文法ばかりに気を取られてしまいがちです。間違えていることが明瞭に把握できるので英単語や英文法の問題が気になってしまうものです。

ここでちょっと落ち着いて考えてみましょう。英文読解の問題を解いてみて意外と間違えてるのではないでしょうか?

過去問を解いてみて、 英語の読解問題の正答率が8割9割ということは珍しいことです。もし仮に正答率が85%を超えているならば、合格最低点を確認した方がいいかもしれません。密かに合格最低点が87%の学校もありますので。

実際は、 おそらく6割正解、良くても 7割正解といったところだと思います。

間違えた問題をよく分析してみてほしいのですが、心情描写の問題が多いのではないでしょうか?

中学受験の英語の入試問題に見られる特徴の一つに登場人物の心情描写の理解を問う出題が多いことが挙げられます。

中学受験の英語入試でライティングが2題出題される、英検では1題

直接の出題は1題だけの中学受験ライティングに落とし穴が存在して面接でエッセイ1題分の量を話す設定になっています。なので、中学入試を英語受験するとライティングは2題と同等。

英検では1題のライティングが一次試験で出題されるのみです。2次試験の面接も1次試験と同じ方向性の出題なので、実質1題なのです。

12歳までの体験が基になる中学受験の英語入試、英文に全ての情報が提供されている英検1級

中学入試の英文には正解を求める根拠が欠落していることが通常です。一方、英検1級のリーディングは正解の根拠が問題文中に必ず存在しています。

中学受験の英文は不親切なのです。

中学受験の英語では英文法問題で点差がつかない、英検1級では微妙な英文法の知識が必須

受験生に解かせてみると英文法で点差がつかないのです、不思議なことに。英検でも英文法を知らないことが原因でバツが出ることがあるのです。

ちょっとした違いがあります。

まとめ、中学受験の英語と英検1級は出題傾向に大きな違いが存在

英検1級取得済みだと80%以上の合格可能性があるのですが、中学受験との出題傾向上に大きな違い残っているのです。

両者の溝を埋めて、中学受験の合格を目指す努力が求められているのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました