6月アメリカ現地校休み期間に実施している中学入試の英語対策内容

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あじさい

アメリカの夏休みが長い現実を考慮して中学受験を英語選択で予定している受講生に特別な内容を用意して対策授業をしています。対面授業で受講生と答案の書き方のバリエーションを検討しつつ、日頃の疑問にも回答していきます。

英語面接、ライティング、readingの3本立て授業

中学受験の入試当日に実施される英語面接、配点が高いライティング、確実に点数を重ねたいreading の3本立てで6月の授業をしています。

夏休みが長い国では6月に自由な時間がたっぷりあります。中学受験の準備をするには最適の期間で深い思考に集中的に時間を充てることが可能な時期です。

同時に、入試までに時間が豊富にあるので、練った答案を書くために必要な原書の読書、情報収集の方法、講師への質問やリクエストの仕方についても実地で練習します。入試の直前期に短時間で効果的なフィードバックをしてくれる講師と十分な意思疎通の練習を重ねるのに絶好の機会でもあります。

かなり早い段階での英語面接対策

中学受験での英語面接の内容は定番の質問が中心です。良く知られている質問は合格に貢献しないどころか、合格者は対策すらしないのが残念な真実です。合格可能性が高い児童は何事も着手が早いので、英語面接の対策をしないで受験に臨んでいるのが本当のところで講師としては大変心を痛めています。

ここで英語面接の準備をせずに合格する児童を分析してみましょう。

中学受験の英語入試対策をしている講師がかなり前倒しでカリキュラムを組んで対策授業をしている現実を見逃すわけにはいきません。

保護者の不安と心配を先取りして、年間の教務計画を組んでいるので、最も実力がある講師は保護者に説明をせずに対策授業を終えてしまいます。保護者が塾に問い合わせをしたときに答える有能な講師の定番な返答があります。

「息子さんのカバンの中に赤いクリアファイルがあります。中に英語面接の想定回答集が3枚入っていますから、ご家庭で一緒にご覧になって下さい。万一カバンの中に無く、捨ててしまった場合はmy page からweb でダウンロードして下されば同一物を再現できますから。」

180°話題を変えて、合否を分ける英語面接の問いと返答の仕方について。

英語面接の問いの例として。

“How did you come to our school today?”

“I took the 6:48 train at my local station. I changed trains at Tokyo station and rode for another twenty minutes. I got off at the nearest station and walked for eight minutes to reach here.”

受験生の平均的な回答例を挙げています。

“I took the 6:48 train at my local station. Fortunately, I left my home at the same time as usual. I changed trains at Tokyo station and rode for another twenty minutes. I got off at the nearest station and walked for eight minutes to reach here.”

試験官が深堀した質問を発することが出来るように赤文字の部分を付け加えているのが、合格可能性の高い受験生の答え方です。無理して冗長な回答をすることは推奨しませんが、会話を拡げる余地を残しているのです。

“I took the 6:48 train at my local station. I changed trains at Tokyo station and rode for another twenty minutes. I was surprised to find myself arriving thirteen minutes earlier than I had planned. I got off at the nearest station and walked for eight minutes to reach here.”

合格可能性が高い受験生の回答例2を挙げます。試験官が赤文字の部分について追加の質問をすることも可能であり、気兼ねなくスルーして次の質問に進むことを選択できます。

英語面接では短時間に試験官に対して有望な生徒候補であるシグナルを大量に伝えることが可能なのです。6月は中学受験まで時間が豊富にあるので、反射神経で機転の利いた応答が出来るように練習をします。

ライティングは英文の質をブラッシュアップする時間を考慮した授業での解説

6月の目標問題。

When moving to another country, people meet new customs and cultures different from their own country. Give one scene you experienced and explain it in detail.

(350語)

中学受験のライティングは準備期間を確保出来る受講生については答案を書かせる量を削減することが重要になります。

3人以上のクラスで習っている児童に多いのが、十分な答案の書き方指導を受けていないままに大量の答案練習をしているケースです。

講師が児童の気持ちを理解している場合はアウトプット練習を削減して、インプット量を増加させる授業を展開します。ライティングの答案が高品質な受験生は答案を書かずに、英語の原書を読んでいる、ネット動画を視聴している、ゲームばかりしている、いずれかの特徴があります。実は教え方が上手な先生が良い答案例を大量に吹き込んでいるのです。

アウトプット練習に時間を割かないことが秘訣なのです。

6月は優秀答案を吹き込む最良の時期なのです。学校の授業が北米はありませんから。

reading は点差が大きく開く問題で練習

不合格者が失点を重ねる原因は英語の読解力ではありません。英文に潜んでいる微妙な人情の機微を表す表現を理解出来ていないことが理由です。

アメリカの長期休みを利用して実際に問題を解きながら学力を得点に結び付ける解き方を練習します。

  • 科学の発展と社会の成熟化
  • 文学が社会の形成に及ぼす影響
  • 人口増加と社会の拡大
  • 地球と宇宙の関係

  • 親子関係に関する英文
  • 学校の先生との関わりに関する英文
  • 先輩と後輩の関係についての英文
  • 友情に関する英文

まとめ

6月に学校がない受験生向けに、英語入試の3本柱を重点的に対策する説明をしています。

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