中学受験の英文読解、難易度ランキング

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英語入試で最大の点差がつくのが英語の長文読解です。もちろん、最上位校ではライティングが最重要とされていて受験生は毎日1題、350語のライティング問題の答案を書いている前提です。

中学入試の英文読解を難易度で一覧にしたもの

全ての英語入試問題を解いてwebに解説記事を書いている媒体が事実上、存在しないので、ランキング表を作成しています。TOEFLと英検の2軸で難易度を表現しています。

共学校男子校女子校
渋渋/広尾/渋幕聖光学院洗足学園
TOEFL90/英検1級
英検準1級市川攻玉社/海城白百合
学習院女子
英検2級学芸大国際逗子開成大妻
中学入試 英語受験、英文読解の難易度ランキング

ランキング表に対して様々なご意見があるのは承知しています。論点は中学受験の英語入試に本気で取り組むとなると、授業を担当する講師自身が児童に対策学習の仕方を指導すること、保護者に受験情報を提供すること、帰国入試の情報を塾探しとしてネットで情報を求めている方に正確な情報を発信することを三位一体でこなす必要がある面についてです。

授業を担当する講師、保護者のカウンセリングをする職員、ウェブに情報を提供するライターの3人で分割するのが効率の面では優れているのですが、「そこそこ」のサービスに成り下がってしまうのです。繰り返しますが、本気の保護者と真剣に取り組む受験生には一人の担当が授業をして、保護者に報告をしないと満足度の高い英語入試対策を提供できないのです。

前提を踏まえて、ランキング表を作成して難易度を表示して検討段階の方にとってニーズを満たせるように努めています。

中学受験の英文読解対策には英検1級、TOEFLが答え

過去問で授業を組み立てて中学受験の英語受験対策をするのが合理的に思えますが、悪問が混じってしまい、小3, 小4の児童には特に申し訳ない事態を招いてしまうのです。小6の1月に入ると捨て問も含めた問題を解かせると効果的ですが、12月でも、ネガティブな影響を否定できないので・・・

英検1級、TOEFLが学習に投入した時間と満足度の関係が明瞭で推奨しやすいです。英検準1級がスタンダードで、誤解されている方が多いので、書いておきますが、準1級だと入試当日に英語面接の質問が多く、長く、抽象的で答えにくくなると想像しています。1級合格者との質的な差異を精査されるので、英語面接が面倒なことになる可能性を否定できません。

中学受験の英文読解は学校によって難易度の差が大きい

ネイティブ講師の塾に通っているのに日本人講師が授業をする塾に入塾させる家庭が多く、謎な気分です。さらに、インターに通っているのに、プラスしてネイティブ中学受験塾に通って、3つ目の機関として日本人講師が英語受験の授業をしている塾にお子さんを入れる保護者が一般的なことを知り、驚いています。カリキュラムに沿って教わっていると規定量を超えて教わることが禁じられているので察することはできるのですが・・・それにしても。

中学校によって、英文読解の問題が難しいのか、簡単なのか、信頼できる情報が皆無なのが原因のようです。

授業の前に、それぞれの中学校の英語読解問題を解いているのですが、問題が難し過ぎて講師の私も途方に暮れることが頻繁にあります。帰国の子に質問して確認するのですが、問題の難易度設定が受験生レベルを超えているのは間違いないと断言できます。対象を変えて、意識の高いインターの児童に訊いたところ、はぐらかされてしまい、問題が適切なのか、判定ができなかった経験もあります。

後で根拠を得たのですが、主観的に答えること、客観的に答えること、両者の区別が出来ていない小学生に英文読解について質問しても、有意のデータを得られないことがあります。注意が欠かせませんね。

子どもに丁寧に教えることで合格の確度を上げる

本気で中学受験に取り組んでいる児童は解答時間が終わっても問題の答えを考えています。極端な子になると、メールで答案を送信することも普通で、情熱的な子になると対面での質問リクエストが出てきます。

受験生を講師が深く知ることで中学入試の問題が要求している答えとのギャップを地道に埋めているのです。一般的な塾、家庭教師だと、指導者が教えている内容を児童が自力で咀嚼して答案に再現できるように暗記する作業を繰り返していきます。教え込み方式だと、どうしても一方通行になってしまい、ロスが大きくなってしまうのです。

人気校の問題が学校を問わず、自発性を最優先にした構成になっている現実に対応しているとも言えます。

まとめ、中学受験に英文読解は重要だけど前提条件に過ぎない

ランク表が結論で、中学受験の英文読解の難易度をしています。英語の長文読解問題は問題を解かせて、解説するのが日本の学校では支配的です。インターを中心に先進的な学校ではインプット情報のまとめ方、対立する意見への理解、自説の構築の3点をセットで学ぶのが主流です。日本の学校では1番目の比率が高く、2番目と3番目は重要度が低くなる結果となっています。

現状分析はともかく、入学後の多様な意見への対応の土台となる英文読解でしっかり得点を重ねていきなたいものです。

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